インスペクターとの
付き合い方
ホームインスペクションのプロをホームインスペクター(住宅診断士)と呼びます。
ホームインスペクターは売主でも買主でもない第三者の立場から、正直に建物のコンディションをお伝えしています。
大きな不具合があれば包み隠さずお伝えしますし、問題がなければそれを率直にお伝えします。
もしホームインスペクターが第三者の立場ではなかったら率直な意見をお伝え出来なくなりますので、
とても大切なポイントです。
ホームインスペクターに求められる
大切なこと
もう一つホームインスペクターに求められる大切なことは、適切なアドバイスができるかどうかです。もし「住宅のこの部分に不具合がありました」と言われるだけだとしたらどうでしょう。不安が大きくなるだけですよね。
訓練を積んだホームインスペクターは、その不具合にどう対処すればよいのか、その対処にどのくらい費用がかかりそうなのか、適切なアドバイスをしてくれます。
自分でできるメンテナンス方法や設備機器の使い方などもアドバイスしてもらえますし、建物の専門家の目線からお子様やご高齢がどんなところに気を付けて暮らした方が良いのか、などもアドバイスしてもらえます。
目的に合わせてインスペクターを
しっかり検討
ところがこのアドバイス、ホームインスペクターであれば誰でもできるわけではありません。アドバイスをするには幅広い知識や経験が必要になりますし、専門用語ではなく分かりやすく伝えるためのコミュニケーション訓練も必要です。
また、アドバイスやアフターフォローを含めて取り組んでいるホームインスペクターがいる一方で、建物の調査だけで終わるホームインスペクターもいます。
依頼するホームインスペクターがどちらのタイプなのか、目的に合わせてしっかりと検討しましょう。